「新作の電子レンジが欲しい」
何か欲しいモノがある時必ず値段を見ませんか?
その値段ってどうやって決まっているのでしょうか。
今回は、モノの値段はどうやってきまっているのか「需要」と「供給」の観点から見ていきましょう
需要と供給とは
需要
意味
需要とは、消費者が商品を求める量商品の需要量は価格が上昇すると減少します。
供給
意味
供給とは、生産者が商品を作っている量商品の供給量は価格が上昇すると増加します。
グラフに表すと下記になります。
供給グラフは左下から右上に伸びていて、需要グラフは左上から右下に伸びています。
どうやってモノの値段は決まっているのか
需要と供給があるのはわかったと思います。では、どのようにしてモノの値段は決まっているのでしょうか?
需用量と供給量により決まる
供給が多く需要が少ないと、値段が下がります
生産者が商品を作っている量(供給)が多くて、消費者が商品を求める量(需要)が少ない場合
供給側は、少しでも商品を売ろうと値段を下げます
供給側は、少しでも商品を売ろうと値段を下げます
需要が多く、供給が少ないと、値段が上がります
生産者が商品を作っている量(供給)が少なくて、消費者が商品を求める量(需要)が多い場合
「高くても欲しい」人がたくさんいるため、少しくらい商品の値段が高くても、売れます
「高くても欲しい」人がたくさんいるため、少しくらい商品の値段が高くても、売れます
このように、モノの値段の決まり方は「需要」と「供給」の観点から考えると、理解できると思います。
重要
市場経済においては、価格の上がり下がりによって需要量と供給量が調整されます市場均衡価格により決まる
需要量と供給量が一致するところを市場均衡点といい、市場均衡時の価格を均衡価格といいます。
自由競争の結果として到達した均衡点では、資源が必要なところに必要なだけ配分されるため、不足や無駄が生じません。これを資源の効率的配分といいます。
上で、需要量と供給量により値段が変化すると解説しましたが、いずれ落ち着いて市場均衡価格に落ち着きます。
独占・寡占価格・プライスリーダーによって決まる
価格が決まるのは需要と供給だけではありません。
独占企業や寡占企業やプライスリーダー によって決まる場合もあります。