預金・貯金・貯蓄の違いをわかりやすく解説します

1950年代、日本人の平均寿命は男性は60歳、女性は63歳でした。
しかし、2019年には男性は81歳、女性は87歳と大幅に伸びています。
つまり、老後に必要なお金は長寿になった分、昔に比べて確実に増えています。将来、年金を満額もらえるか不安視されている現代では、預金や貯金や貯蓄は必須です。

「預金」「貯金」「貯蓄」という言葉は日常生活でもよく聞きますが、意味や違いはご存知でしょうか?わかりやすく解説していきます。

預金とは

意味

意味
金融機関に預けたお金のことを指します。
金融機関とは、都市銀行や地方銀行、信用金庫や信用組合、ネットバンク、労働金庫のことです。
金融機関で行っている「普通預金」や「定期預金」や「積立預金」をまとめて「預金」と呼びます。

いつでも引き出せる普通預金も、期間を決めて預ける定期預金も預金です。
期間にかかわらず、預けたお金だから預金と呼びます。
※ゆうちょ銀行やJAバンクの金融機関に預けるお金は、預金では無く貯金を指します。

預金では通帳の数字で貯まった金額を確認できます。
近年ではフィンテックの発達により、お手持ちのスマートフォンから銀行口座を確認することができるようになりました。

貯金との違い

預金は貯金の中に含まれています。なぜ預金と貯金という言葉に分けれているかというと

金融機関にお金を預けると、金利が付きます。
普通預金や定期預金の場合、お金を預けて、(金融機関に)運用してもらえます。

違い
預金は貯金に含まれますが、金融機関にお金を預けて運用してもらい、預けた金額よりも増やすことは、お金を貯める貯金とは少し独立しているものと考えられています。

貯金とは

意味

意味
お金を貯めることを指します。
「貯金」は、お金を貯める行為を幅広く意味しています。
金融機関への預金も、貯金に含まれます。

貯金箱に入れる小銭も貯金。へそくりも貯金です。

「貯金してる?」と聞くことはあっても、「預金してる?」あるいは「貯蓄してる?」と聞くケースは少ないですよね。
子どもの頃から貯金箱に小銭を入れて貯めるのは「貯金」ですから、”お金を貯める”という行為を表す言葉として、「貯金」が最も身近で選ばれやすいのかもしれません。

預金と貯金に通じているのは、使ったぶんだけ無くなることです。

貯蓄とは

意味

意味
貯蓄とは、金融資産全体を表します。
簡単に言うと、預金、貯金だけでなく、金銭以外の財貨全てが、貯蓄です。

財貨とは何を対象しているのか、以下の表で簡単にまとめました。

財貨表

預金・貯金との違い

現在、お金の形をしていないなくても、貯蓄の場合は対象です。

貯蓄は、預金・貯金よりもさらに大きな概念であり、”なくならないように置いておくこと”が預金と貯金の目的だとするならば、貯蓄の目的は今よりも増やすことです。

つまり、老後の資産形成および資産運用と強く結びつくのは、預金や貯金ではなく、貯蓄です。