エンゲル係数とは?

エンゲル係数とは

意味
家計の総支出に占める飲食費の割合のことです。
自炊だけでなく外食にかかる費用も含まれています。

一般的に、エンゲル係数が低いほど家庭生活にはゆとりがあると考えられており、生活にゆとりのない家庭ほどエンゲル係数が高くなると考えられています。

エンゲル係数で何が分かるのか

エンゲル係数で何がわかるのかについて説明します。

・家庭生活のレベルが分かる
エンゲル係数は家庭生活のレベルを表す1つの指標です。
一般的に適正なエンゲル係数は約25%前後だと言われています。

注意
どのような家族構成かによりエンゲル係数の平均は異なります。
あまりにも収入が低いと家賃や光熱費などの固定的な支出を払うために食費を削るので、逆にエンゲル係数が低くなる傾向もあるので一概には言えません。

・食品物価が上昇したか分かる
食品物価が上昇したかを分析するための指標にもなります。
食料品は時期により豊作・不作など需要供給のバランスによって価格が変動します。

 

食べる量や質が同じならば、食品物価が上がればエンゲル指数は上昇します。
逆に、食品物価が下がればエンゲル係数は下降します。

近年は変わりつつある

近年ではエンゲル係数の高低が必ずしも豊かさや食品物価と連動しなくなってきました。これには2つ理由が考えられます。

少子高齢化
子供を養育する必要のない高齢者の世帯の増加により、子供の養育のための費用が社会全体で少なくなっているので、その分食品に対する支出の割合が相対的に高くなっているということです。
消費支出の減少
ライフスタイルの変化により車や持ち家などの贅沢品に対する支出が減少し消費支出全体が減少し、相対的に削減されにくい食費の割合が高くなっているということです。

エンゲル係数の計算方法

計算方法
エンゲル係数(%)=食料費÷消費支出×100

・食料費
自炊で使用する米、パン、肉、魚、野菜、調味料、お酒、外食費も入ります。

・消費支出
日常の生活で必要な商品やサービスを購入して支払った現金支出のこと。食料費、住居費、水道光熱費、医療費等です。

目安は約25%です。
ただし、子育て世帯はエンゲル係数は20%前後が目安です。

子育ての必要ない単身者世帯や高齢者世帯などはもっとゆとりがあるかもしれません。

エンゲル係数を抑えるコツ

・自分の買い物を見直す
上手にやりくりしているつもりが、実は出費がかさんでいた可能性があります。

  • 家でもペットボトルのお茶を飲んでいませんか?
  • セールにまとめ買いをして食べ切れないことはありませんか?
  • 冷凍庫に大量に使わない食材はありませんか?

・残り物を次の日も使う
夕飯の残り物を捨てるのではなく、次の日に弁当として持っていくなど工夫をしましょう。

・外食にルールを決める
特にエンゲル係数を上昇させる要因になりやすいのが外食です。
1ヶ月にいくら外食に使うか決めてその範囲で外食しましょう。

以上のコツを踏まえて、改めて自分の消費について見直してみましょう。
もしかしたらエンゲル係数を抑えるべきポイントが見えてくるかもしれません。