人的資本(ヒューマン キャピタル)とは?

人的資本

人的資本(ヒューマンキャピタル)とは

意味

簡単に言うと
人的資本とは、これからお金を稼げる力のことです。
ヒューマンキャピタルとも言います。

イギリスの経済学者であるアダム・スミスは道具、器具、建物、土地と同様に、固定資本の1つとしてヒューマン キャピタルをあげています。アダム・スミスが言うには、ヒューマン キャピタルとは人生経験で得られる技能や器用さ、判断力のことを指している。

人的資本(ヒューマンキャピタル)は、イギリスの経済学者であるアダム・スミスが提唱したことが始まりとされていますが、その後多くの経済学者が様々な見解をしてきました。現在の日本では、「人的資本」として経済分析やファイナンシャル・プランニングにおいて重要な指標として扱われています。

 

要するに
お金をたくさん貯めている人は金融資産を、自分名義の住宅や車などがある人は実物資産を持っていることになります。これらはすでに手に入れている資産です。

目には見えず、まだ手に入れてはいないけれど、将来期待できる収入や貯蓄をする力を、経済学の考え方から「人的資本」と呼びます。

年齢で異なる人的資本

20代
結婚してない人が多く自由な時間は多くあり、体力もある。しかし、会社で働き始めたばかりで経験は少ないため、信用度も低い。実績もあまりない。
30代
仕事に慣れることで、徐々に頭角を表し始めてくる人もいる。信用や実績を積み上げていく時期。
40代
信用や実績を積み上げていくことで、重要な仕事を任せられるようになる。収入がかなり増加する。
50代
出世する人と、しない人の差が大きくなってくる。働いている会社によっては、早期退職や転職を勧められる。
60代〜
現在は60歳で定年退職、65歳まで継続雇用の会社が多い。長年の経験や人脈を活かすことで、定年後に会社を新しく始める人もいる。

一般的には、今後働くことができる年数が長いとされる若者は人的資本が大きいと考えられます。しかし、人的資本は年齢や能力や立場などにより異なってきます。

経験を積むことで、同じ仕事を短い時間でこなせるようになったり、経験が認められ役職が上がり重要な仕事を任されることなどにより、収入が増えれば、人的資本も増えます。アルバイトや派遣社員などの非正規雇用者が正社員になったり、転職で給与が増える場合も人的資本は増えます。

しかし、収入変化が激しい職業(歩合制・インセンティブ営業やフリーランス)に就いてる人は、人的資本の変動が激しく把握しづらいです。人的資本を少しでも大きく、長く維持する方法を若い時から考えておくと良いです。