【インフレ・デフレ】違いやどっちが良いか解説します

今回は「インフレ」と「デフレ」の違いやどちらがいいのかを分かりやすく解説します。

まずインフレとデフレの意味を知りたい方はこちらもどうぞ
インフレって何?分かりやすく解説します デフレって何?分かりやすく解説します

インフレとデフレの違い

インフレとデフレの違いをまずは解説します。

物価

インフレ=物価が上がり続けることを意味している。
デフレ=物価が下がり続けることを意味している。

物価の変化はインフレとデフレでは真逆です。

お金の価値

インフレ=お金の価値が下がります。
デフレ=お金の価値が上がります。

お金の価値はインフレとデフレでは真逆です。

インフレでお金の価値が下がる例

例えば、今まで100円で買えていたコーラがあったとします。
インフレ後、200円に値上げしました。
今までは、100円でコーラを手に入れていたのに、200円かけないとコーラが手に入れられなくなってしまいました。

つまり、物価が上がるインフレを起こすことで、お金の価値が下がっています。

デフレでお金の価値が上がる例

例えば、今まで100円で買っていたコーラがあったとします。
デフレ後、50円に値下げしました。
今までは、100円でコーラを買っていたのに、たったの50円でコーラを手に入れることができるようになりました。

つまり、物価が下がるデフレを起こすことで、お金の価値が上がっています。

インフレとデフレが起こるとどうなる?

インフレの場合

10%のインフレが起これば、今まで10万円で済んでいた生活費が11万円になってしまいます。

インフレにともない、給料が10%増えて30万円から33万円に上がっていたらインフレは全く問題ありません。(良いインフレ)
しかし、給料が上がらなければ生活は苦しくなる一方です。(悪いインフレ)

デフレの場合

10%のデフレが起これば、今まで10万円かかっていた生活費が9万円に収まってしまいます。
しかし、デフレにともない、給料が10%減って30万円から27万円に下がったら、生活は苦しくなる一方です。

デフレは雇用の不安定や失業者の増大といった社会的不安をともないます。
物価が下がることで、メリットがあると思われがちですが、デメリットが多いのです。

またデフレには「デフレスパイラル」といったデフレによる悪循環を意味する状態があります。下記で説明します。

1
モノの値段が下がる
販売価格が下がり、企業は儲けにくくなります。
2
企業の売り上げが下がる
企業の売り上げが下がるので利益も下がります。
3
利益が下がる
利益を出そうと材料費や人件費などコスト削減を図る。
4
企業がコスト削減を図る
人件費が削られるので従業員の給料が下がります。
 
4
給料が下がる
モノの値段は下がっているが給料も下がっているので生活は苦しくなる。
 
4
人々の生活が苦しくなる
さらにモノが売れなくなる。
4
さらにモノが売れなくなる
さらに値段が下がるという悪循環へ

他にも、デフレになると企業が儲けられなくなり、倒産するケースもあります。
倒産すると、そこで働いていた従業員が失業することになります。
デフレは雇用の不安定や失業者の増大といった社会的不安をともないます。

インフレとデフレどっちが良い?

一般的に、緩やかなインフレが経済にとって良い状態だといわれています。
しかし、それは給料が物価上昇により増えることが大前提です。