日本のお金の歴史とは?

前回はお金の始まりである物々交換から物品貨幣について紹介しました。
お金の始まりとは?【物々交換と物品貨幣】

物品貨幣とは

・誰もが欲しがるモノ
・収集・分配ができて、誰もが納得できる値打ちの大きさを表現できるモノ
・持ち運びやすく、保存できるモノ

で、米、布、貝などの誰もが欲するモノが使われました。

しかし、米、布、貝は長年使っていくと傷んでしまい、お金としての価値がなくなってしまいます。そのような背景により、丈夫で長持ちするモノが必要になってきました。そこで、金や銀などの金属を加工した貨幣が登場しました。

貨幣とは、取引時に商品の交換手段として使用され、人々の間で通用するようになったモノ。つまり、お金のことです。

日本の貨幣史

古代:物々交換や米・布などの物品貨幣
お金の始まり683年:中国の「 開元通宝(かいげんつうほう)」をモデルとして「 富本銭(ふほんせん)」が作られました。
貨幣に刻まれている”富本”とは、「国を富まし、民を富ませる本」という意味です。
流通していたかは未だに不明。
708年:日本最古の流通銭貨、「和同開珎(わどうかいちん)」が発行されました。
800年:数々の奨励策が施されるも、ほとんど流通せずに廃止
その後は物々交換などを行なっていたそうです。
1411年:中国の「永楽通宝(えいらくつうほう)」が日本全国で使われるようになった。
商業的にやはり貨幣が必要ということもあり、流通。
1636年:徳川家光が「寛永通宝(かんえいつうほう)」を発行
ようやくお金が純国産化に。

江戸時代:金貨や銅貨は大量に持ち歩くのが不便だったので、金貨や銅貨を預かり、その引き換えとして預かり証を出す「両替商」が登場しました。
これが紙幣の始まりであり、銀行の始まりです。

1816年:金本位制
お金の信用を金で買っていたイギリス発祥の制度です。
日本も導入していましたが、1931年に廃止されました。
アメリカでも導入されており、1971年に廃止されました。

1870年:明治政府による造幣工場が完成しました。
金の数量より紙幣の発行が上回っていたことから造幣工場を作り、新しいお金を作りました。

1871年:「円(えん)」が誕生しました。
現在でも使われていますよね。

ちなみにこの頃は、1円=約1.5gの金と交換できました。
1931年に日本の金本位制は廃止されました。

1971年:アメリカが金本位制を廃止
アメリカが世界の主軸になりました。

現在:管理通貨制になる
政府と日本銀行が通貨の流通量を調整しています。

以上が貨幣の歴史になります。
歴史を知ることによりお金についての理解が深まったのではないでしょうか。