NNPとは?意味や計算方法を分かりやすく解説します

NNPのような画像

GDPやGNPについて知っているけど「NNP」という用語を知らない方は多いかと思います。今回は、GNPと混同しがちの「NNP」の意味や計算方法について見ていきましょう!

NNPとは

意味
Net National Productの略語で国民純生産のことを指します

Net (純粋) National(国民の) Product(生産)
それぞれを訳すと、国民純生産になりますね!

NNPは「国民が国内外から1年間に得た純粋な所得の合計」を表します。

NNPの計算方法

NNP=国民総生産(GNP)ー減価償却費(固定資本減耗)

わかりやすく言うと
一定期間に国民によって新しく生産された財(商品)やサービスの付加価値の総計から資産の価値の減少を引いた額を指します。つまり、純粋な付加価値の合計のことです。

減価償却費とは

減価償却費とは、資産の価値の減少のことを指しています。

例えば、テレビの生産について考えてみましょう。
テレビを生産するためには、土地や工場のほかに、様々な機械を必要とします。また、部品の調達のためにトラックを保有しなければならないかもしれません。

それらの生産活動に必要な用具を使っていれば、当然ながら摩耗や寿命によって本来その用具が持っていた価値は減ってしまいます。世の中に出回る財のうち、ほぼ全てが中古品よりも新品の方が価値が高いのはこのためです。

つまり、減価償却費というのは企業が生産活動によって失う資産の価値のことを表しており、これを考慮に入れなければ本当に生み出された価値というのがわかりません。
これを考慮に入れることで国民の純粋な生産額、すなわち、国民純生産(NNP)を求めることができるのです。