入湯税とは?いくら?使い道やランキングを解説

入湯税

この前、温泉に行ったら消費税とは別に「入湯税」が徴収されていました。入湯税とは何?
入湯税とは温泉に行った際、課される税金だよ。今回は入湯税について分かりやすく解説していきます。

入湯税とは

入湯税とは
温泉や鉱泉の入湯客に課される地方税のこと。宿泊、日帰りを問わず温泉を利用すれば課税されます。

入湯税は地方税法に記載されている

入湯税は地方税法に記載されています。

第4章 目的税
第4節 入湯税

(入湯税)
第701条  鉱泉浴場所在の市町村は、環境衛生施設、鉱泉源の保護管理施設及び消防施設その他消防活動に必要な施設の整備並びに観光の振興(観光施設の整備を含む。)に要する費用に充てるため、鉱泉浴場における入湯に対し、入湯客に入湯税を課するものとする。

(入湯税の税率)
第701条の2  湯税の税率は、入湯客1人1日について、150円を標準とするものとする。

(入湯税の徴収の方法)
第701条の3  入湯税の徴収については、特別徴収の方法によらなければならない。

引用:地方税法

地方税法に記載されている内容は分かりやすく言うと、下記になります。

  • 入湯税の使い道は、環境衛生施設・温泉源の保護管理や観光の振興・その他消防活動に必要な施設の整備に必要な費用に使われています。
  • 入湯客1人1日につき一般的に150円である。
  • 一般的に150円を地方自治体の代わりに徴収し、温泉が地方自治体に納めなくてはならない(間接税)
注意
入湯税額が150円でない地域もあるので注意。詳しく知りたい方は、「(自治体名) 入湯税」で検索すると出てきます。

温泉に行くと入湯税と消費税がかかるのか

消費税とは
商品やサービスを消費すると課される税金のこと。

消費税は温泉に行っても課されます。入湯税と消費税は別で課されます。

例えば、2泊3日1万円(税別)と温泉のプランに書いてあるとしたら、消費税1000円と入湯税150円が別で徴収されます。

入湯税の使い道

上の章で、入湯税は、環境衛生施設・温泉源の保護管理や観光の振興・その他消防活動に必要な施設の整備に使われていると学びました。

例:箱根町の入湯税の使い道

観光の振興・観光施設の整備47.4%
環境衛生施設の整備49.1%
消防施設等の整備3.5%

箱根町では

  • 誘客宣伝や観光美化の推進など観光の振興に役立つ事業
  • 環境衛生施設の整備として、ごみ・し尿処理施設の維持管理や公衆便所の整備
  • 消防施設等の整備

に入湯税を使っています。

総額12億1,781円の対象事業費に対し58.0%が入湯税で賄われています。

入湯税は1年間でいくら集まるのか?

入湯税は981の市町村で徴収されています。

1年間で集まる入湯税額は下記の通りです。

課税市町村数入湯客数税収(千円)
981189,783,979人22,519,634円

引用 平成30年度 市町村税課税状況等の調

入湯税額ランキング

全国の入湯税額ランキングをまとめました。ご参考ください。

順位自治体名(都道府県)入湯税額(千円)
1箱根町 (神奈川県)684,712円
2熱海市 (静岡県)435,781円
3札幌市 (北海道)397,026円
4日光市 (栃木県)379,930円
5伊東市 (静岡県)357,226円
6神戸市 (兵庫県)299,631円
7別府市 (大分県)299,531円
8高山市 (岐阜県)253,562円
9加賀市 (石川県)246,243円
10草津町 (群馬県)226,663円
11函館市 (北海道)224,610円
12渋川市 (群馬県)204,585円
13仙台市 (宮城県)201,472円
14那須町 (栃木県)201,108円
15登別市 (北海道)195,583円
16白浜町 (和歌山県)187,461円
17鳥羽市 (三重県)172,227円
18松山市 (愛媛県)164,444円
19下呂市 (岐阜県)164,139円
20釧路市 (北海道)156,715円